わきがの重症度を見極める方法
わきがは、自分では臭いの強さを感知しにくいもので、臭っていることはわかるものの、どのくらいというような重症度ははっきりとは見極めにくいものです。
そこでわきがの重症度を見極める方法として、5段回に分けると次のような分け方になります。
ガーゼを用いてわきの下にあてたとき第一段階:全く臭わない、第二段階:かすかに臭う程度、第三段階:脇に鼻を近づけると臭う程度、第四段階:横にいると臭う、第五段階:少し離れているか教室などにいても臭いに気付くなどの方法で見極めることができるといえます。
この方法で100%の見極めができるとは限りませんが、おおよその予測・判定が可能となることが多いです。
1人の人が判定するよりは、複数人の人が判定して、重症度を見極める方が良く、第一段階から第二段階程度なら、制汗剤でも対応可能な範囲だといえます。
それ以上の場合は、明らかに臭うと認知されるので、医療機関での治療や相談などが必要になるといえます。
手術をするとわきがは改善されるのか
わきがの治療法の1つとして、手術をするとかなり臭いが軽減されることがわかっています。
具体的には手術前の臭いに比べて、0~20%程度の割合まで臭いを軽減する効果が期待でき、個人差が多少あるとしても格段に臭わない状態にできるといえます。
そのためわきが治療は比較的確実と言える効果が期待できます。
一見するとどれほどの効果があるのか不安になる要素が多いですが、手術などにより、臭いの元となるアポクリン腺そのものを取り出してしまうと、各段に臭いが減ります。
術後6か月後くらいの傷が完治した状態で比べて見ても、この結果は歴然としており、治療効果は高いといえます。
もしもわきがで悩み、手術を考えている場合は、一考の価値があるといえます。
さまざまな治療法がこの先出てくる可能性があっても、原因の根本から治療できる方法は有効性が高いといえます。