わきが手術後の痛み
わきがの治療には、悪臭のもととなる汗を発するアポクリン腺を切除することがあります。
その場合は手術となり、麻酔を使用するなど、少し大がかりな手術を行います。
わきの下を数センチ切開して、アポクリン腺を切除するので、手術後にも痛みが生じます。
手術後は、3日程度は安静にするとともに、術後の痛みのために痛み止めを処方されて服用します。
生身の体の一部を切除してしまうので、術後はどうしても痛みが生じます。
ですが耐えられないほど痛い、眠れないほど痛いということではなく、痛み止めを飲めばゆっくり休める程度の痛みです。
個人差があるものの、平均して3日程度で術後の痛みは引き、痛み止めも飲まなくても生活できるようになります。
また術後にどうしても痛みが強くてじっとしていられない、眠れないほどの痛みがあるようなら、すぐに手術を行ったクリニックで診てもらうことが必要です。
感染症などの疑いもあるので、必要以上の我慢は禁物です。
特に子どものわきがの手術をした場合は、休める環境づくりから痛みまで、3日程度は管理してあげることが必要です。
わきがの手術は入院が必要でしょうか?
わきがの手術をした場合は、入院は必要なく、手術後は歩いて帰宅できる状態のため、安心して手術を受けられます。
平均して数日ごとに通院して傷跡の治り具合や、痛みなどをチェックして、消毒を行いますが、毎日通院することは少ないと言われています。
日常生活においても、デスクワークなら手術後翌日から仕事復帰する人もいるので、ハードな運動やわきを激しく動かすようなことは避けて生活できます。
平均的には3日程度は安静や休みを取る方が良いと指導しており、可能であれば少しゆっくり過ごすことがおすすめです。
傷が治るまでの間は、傷口が開かないように、わきの下には配慮が必要です。
シャワーなどで濡らさないように気を付けることも必要なので、入浴時には注意しましょう。