わきが治療は傷跡が残る?
わきが治療は、アポクリン腺をどのように処置するのかで、傷跡が残るか、残らないかが異なります。
例えば、マイクロ波を照射するミラドライで治療した場合は、傷跡は一切ありません。
マイクロ波を照射するだけなので、見た目にも変化を感じないほどで、メスを一切使わないことからもわかるように傷なしで治療できます。
ですが、アポクリン腺を切除する手術を行う場合はどうしても傷跡が残ります。
数センチの傷跡が残ることは避けられないことです。
そのため、わきが治療では、治療方法によっては傷跡が残ることがあります。
わきが治療そのものは、決して安く済むようなものではありません。
マイクロ波を照射するミラドライの場合でも、自由診療の範囲のため、全額負担で支払わなければならず、アポクリン腺を切除する手術の場合は保険診療でも、大がかりな手術を行います。
身体的、金銭的な負担はどちらにもあり、わきが治療は傷跡が残るかどうかだけでは決められません。
わきが治療の種類はどうやって決めるのか
ひと口にわきがと言っても、臭いの強弱、汗の量にも個人差があります。
そのためわきが治療の種類は、わきがの症状に合わせたものを選択することが妥当です。
軽度のわきがの場合だと、食生活の見直しやわきの下の衛生を保つ、制汗剤の使用などでも軽減されることがあるので、具体的な治療よりも生活指導が入ることがあります。
同様にわきが臭が強すぎてわきの下が黄色くしみになるという場合は、その程度によってミラドライやアポクリン腺を切除する手術を選択します。
わきがと断定できる状態でも、本人に自覚がなければそのまま治療しないこともあるので、本人の感覚的な問題も絡んできます。
治療方法は、はじめのうちは体に負担の少ないものから実施することもあります。
そういった意味では体質改善からスタートして、ミラドライも視野に入れていることがあります。