わき毛がワキガの臭いを悪化
ワキガが気になる時、わき毛の処理はどうしていますか?
実は、わき毛はワキガを悪化してしまう原因です。
脇は、常時通気性が良くないために蒸れやすい場所になります。
その場所にあるわき毛は、乾きにくく、常に温度をためやすく、そして蒸れやすいと言われています。
皮膚の表面にある常在菌や雑菌、そして汗腺からの皮脂なども溜まりやすく、溜まった菌が逃げにくいのも特徴です。
綺麗に洗おうとしても、わき毛が邪魔をし、思うようにきれいにならず、汚れも溜まりやすくなります。
そこに、アポクリン腺からの汗がわき毛周辺の雑菌や皮脂、常在菌などに混ざり込み、ワキガを悪化してしまうのです。
また、ワキガの人はわき毛が多い傾向もあります。
1つの毛穴から数本のわき毛が生えていることが多く、通常よりも多いわき毛によってさらに臭いを増殖させてしまいます。
わき毛を剃ると、脇下を乾燥させることができ、汗の分泌も抑えられます。
脇を洗うときも、わき毛がない方がスムーズに洗えますよね。
ワキガを悪化させないためにも、わき毛は剃っておくようにしましょう。
わき毛は抜くとNG!
わき毛の処理として多くの人が行う毛抜き。
実はこの毛抜きはワキガの人にはNGなんです。
わき毛を抜くと、ワキガの原因であるアポクリン腺を強く刺激し、さらに過剰に汗を分泌してしまう傾向にあります。
また、毛を抜くことで毛穴に炎症も起きやすく、他の皮膚の炎症が起こってしまうこともあります。
ですので、ワキガの人がわき毛をする際は、毛抜きは大敵です。
ただ、わき毛を剃る際も同様に強い刺激を与えてしまっては、アポクリン腺に刺激を起こし、ワキガを悪化させてしまう一因となります。
わき毛を処理する際は、弱酸性のボディーソープなどを利用して優しくシェービングをしたり、レディースシェーバーなどで刺激を与えないように気を付けながら行うようにしましょう。