過ごしやすい季節になると汗をかく量も減ってくるので体を清潔な状態に保ちやすくなります。
しかし手や足は問題ないけど頭部や額だけ大量に汗をかいていて髪の毛が濡れている人を見かける事もあるのでしょう。
頭部や額だけたくさん汗をかいている場合は頭部の多汗症の可能性が高いです。
多汗症はストレスなどが影響していると言われていますが、放置してしまうと頭部に支障が出てしまう可能性があります。
そこでどのような支障が出る可能性あるのか確認しておきましょう。
臭いが強くなる
頭部にはアポクリン腺とエクリン腺の2種類の汗腺があります。
エクリン腺から分泌される汗は無臭ですが、アポクリン腺から分泌される汗は皮脂が混ざっているの臭います。
アポクリン腺から分泌された汗が髪の毛に付着すると雑菌が繁殖して臭いがさらに強くなってしまいます。
頭部がすごく臭いと周囲の人から指摘されてしまう事もあるので頭部の多汗症を放置すると臭いが強くなる事をしっかり頭に入れておきましょう。
痒みが強くなる
頭部の多汗症になると汗の分泌量が多くなるので頭皮が不衛生な状態になってしまいます。
不衛生な状態になると痒みが強くなって日常生活の中ですごく気になってしまう事も多いです。
痒みを我慢する事が出来なくてかいてしまうとフケが出るようになったり頭皮が炎症を起こしてしまう可能性もあります。
頭部の多汗症を放置すると痒みが強くなる事も多いので注意しましょう。
薄毛が進行する事もある
頭部の汗が酷くなってしまうと頭皮環境にも影響してきてしまいます。
頭皮環境が悪化すると健康な髪の毛が生えてくるのを妨げてしまうので抜け毛が増える事が多いです。
抜け毛が増えると頭皮が透けてしまうぐらい薄毛が進行する事もあるので注意しなければいけません。
いつも以上に抜け毛が増える前に頭皮の多汗症の対策をしないと取り返しのつかない状態になる事もあるので早めに対応していきましょう。