ワキガとまではいかないが、脇汗が多くて気になるという方もいると思います。
必要以上にたくさん汗をかいてしまう病気を多汗症といいます。
例えば、緊張をしたときに手足に汗をかいてしまったり、手足がいつも汗で濡れているような状態の人を言います。
体の汗も通常の人よりも多く汗をかいてしまい、したたるような汗をよくかいていることもあります。
特に脇汗を多くかくと、汗臭い臭いや衣類の脇ジミにもつながり、気になる方も多いでしょう。
このような脇の多汗症の治療は美容外科クリニックで行うことができます。
プチ多汗症治療とは?
美容外科で行われているプチ多汗症治療は、ボトックス注射を利用した多汗症治療です。
なぜ、多汗症だけではなく、プチ多汗症治療かというと、ボトックス注射による効果は永続的ではなく、期間限定で効果のある治療法だからです。
ボトックス注射に含まれるボツリヌス菌は、汗をかく元となるエクリン汗腺やアポクリン腺の活性を抑制する効果があります。
つまり、脇にボトックス注射をすることで、多汗症の原因となる汗腺の働きを抑え、汗をかきにくくするのです。
メスを使う治療ではありませんので、傷跡も残らず、術後すぐに効果を実感できます。施術時間もたったの5分ほどですので、時間がない方でも気軽に受けることができ、ダウンタイムもほとんどありません。
日帰りでの施術が可能で、術後すぐに日常生活を送ることができます。
注射のみで、汗を抑制できるなんて、多汗症の脇汗でお悩みの方には画期的な方法ですよね。
プチ多汗症治療の治療費
プチ多汗症治療で行われるボトックス注射の治療費は、クリニックによって異なりますが、相場は5~10万円となります。
多汗症の脇汗でお悩みの方には、比較的安価で受けられるので、とても人気の治療方法です。
プチ多汗症治療の注意点
プチ多汗症治療で行うボトックス注射は、上記で説明した通り、永続的な効果はありません。
施術後3~6か月ほど効果は持続しますが、その後はまたもとに戻ってしまいます。
継続して効果を得たいならば、3~6か月ごとのボトックス注射が必要です。
ですが、あくまでもプチ治療ですので、気軽に試したい方、一時的でもよいのでその効果を実感したい方、メスを使わずに多汗症を治療されたい方にはオススメの方法です。